全詩インデックス
(★は特に人気の高い作品)
◆ 山羊の詩
<初期詩篇>
春の日の夕暮
月
サーカス★
春の夜
朝の歌★
臨 終
都会の夏の夜
秋の一日
黄 昏
深夜の思い
冬の雨の夜
帰 郷★
凄じき黄昏
逝く夏の歌
悲しき朝
夏の日の歌★
夕 照
港市の秋
ためいき
春の思い出
秋の夜空
宿 酔★
<少年時>
少年時
盲目の秋
わが喫煙
妹 よ
寒い夜の自我像
木 蔭
失せし希望
夏
心 象
<みちこ>
みちこ
汚れっちまった悲しみに……★
無 題
更くる夜
つみびとの歌
<秋>
秋
修羅街輓歌
雪の宵
生い立ちの歌★
時こそ今は……
<羊の歌>
羊の歌
憔 悴
いのちの声
◆ 在りし日の歌
<在りし日の歌>
含 羞(はじらい)
むなしさ
夜更の雨
早春の風
月(今宵月は襄荷を)
青い瞳
三歳の記憶
六月の雨
雨の日
春
春の日の歌
夏の夜
幼獣の歌
この小児
冬の日の記憶
秋の日
冷たい夜
冬の明け方
老いたる者をして
湖 上
冬の夜
秋の消息
骨★
秋日狂乱★
朝鮮女
夏の夜に覚めてみた夢
春と赤ン坊
雲 雀
初夏の夜
北の海★
頑是ない歌★
閑 寂
お道化うた
思い出
残 暑
除夜の鐘
雪の賦
わが半生
独身者
春宵感懐
曇 天
蜻蛉に寄す
<永訣の秋>
ゆきてかえらぬ
一つのメルヘン★
幻 影
あばずれ女の亭主が歌った
言葉なき歌★
月夜の浜辺★
また来ん春……★
月の光 その一
月の光 その二
村の時計
或る男の肖像
冬の長門峡
米 子
正 午
春日狂想★
蛙 声
後 記
◆末黒野・温泉集
温泉集
◆生前発表詩篇
<初期短歌>
筆
冬去れよ
子供心
春をまちつつ
小芸術家
煙
冬の歌
春の日
五月
偉大なるもの
夏
秋闌ける野にて
冬の日暮るる頃
去年今頃の歌
<詩篇>
暗い天候(二・三)
嘘つきに
我が祈り
夜更け
或る女の子
夏と私
ピチベの哲学
我がジレンマ
寒い!
雨の降るのに
落 日
倦 怠(倦怠の谷間に落つる)
女給達
夏の明方年長妓が歌った
詩人は辛い★
童 女
深 更
白 紙(ブランク)
倦 怠(へとへとの…)
夢
秋を呼ぶ雨
はるかぜ
漂々と口笛吹いて
現代と詩人
郵便局
幻 想
かなしみ
北沢風景
或る夜の幻想(1・3)
聞こえぬ悲鳴
道修山夜曲
ひからびた心
雨の朝
子守唄よ
渓 流
梅雨と弟
道化の臨終(Etude Dadaistique)
夏(僕は卓子の上に)
初夏の夜に
夏日静閑
◆未発表詩篇
<ダダ手帖(1923年〜1924年)>
タバコとマントの恋
ダダ音楽の歌詞
<ノート1924(1924年〜1928年)>
春の日の怒
恋の後悔
不可入性
(天才が一度恋をすると)
(風船玉の衝突)
自 滅
(あなたが生れたその日に)
倦怠に握られた男
倦怠者の持つ意志
初 恋
想像力の悲歌
古代土器の印象
初 夏
情 慾
迷っています
春の夕暮
幼き恋の回顧
(題を附けるのが無理です)
(何と物酷いのです)
(テンピにかけて)
(仮定はないぞよ!)
(酒は誰でも酔わす)
(名詞の扱いに)
(酒)
(最も純粋に意地悪い奴)
(バルザック)
(ダック ドック ダクン)
(古る摺れた)
一 度
(ツッケンドンに)
(女)
(頁 頁 頁)
(ダダイストが大砲だのに)
(概念が明白となれば)
(成 程)
(過程に興味が存するばかりです)
(58号の電車で女郎買に行った男が)
(汽車が聞える)
(不随意筋のケンカ)
旅
呪 詛
真夏昼思索
(人々は空を仰いだ)
冬と孤独と
浮浪歌
涙 語
無 題(ああ雲は…)
(秋の日を歩み疲れて)
(かつては私も)
秋の日
無 題(緋のいろに…)
<草稿詩篇(1925年~1928年)>
退屈の中の肉親的恐怖
或る心の一季節
秋の愁嘆
かの女
少年時
夜寒の都会
地極の天使
無 題(疲れた魂と心の上に)
浮 浪
春の雨
屠殺所
夏の夜
処女詩集序
詩人の嘆き
聖浄白眼
冬の日
幼なかりし日
間奏曲
秋の夜
<ノート小年時(1928年~1930年)>
女 よ
幼年囚の歌
寒い夜の自我像
冷酷の歌
雪が降っている……
身過ぎ
倦 怠(倦怠の谷間に落つる)
夏は青い空に……
木 蔭
夏の海
頌 歌
消えし希望
追 懐
夏(血を吐くような)
夏と私
湖 上(ポッカリ月が出ましたら、)★
<早大ノート(1930年〜1937年)>
干 物
いちじくの葉
カフェーにて
(休みなされ)
砂漠の渇き
(そのうすいくちびると)
(孤児の肌に唾吐きかけて)
(風のたよりに、沖のこと 聞けば)
Qu'est-ce que c'est que moi?
さまざまな人
夜空と酒場
夜 店
悲しき画面
雨と風
風 雨
(吹く風を心の友と)
(秋の夜に)
(支那というのは、吊鐘の中に這入っている…
(われ等のジェネレーションには仕事がない)
(月はおぼろにかすむ夜に)
(ポロリ、ポロリと死んでゆく)
(疲れやつれた美しい顔よ)
死別の翌日
コキューの憶い出
細 心
マルレネ・ディートリッヒ
秋の日曜
(ナイヤガラの上には、月が出て)
(汽笛が鳴ったので)
(七銭でバットを買って)
(それは一時の気の迷い)
(僕達の記臆力は鈍いから)
(南無 ダダ)
(頭を、ボーズにしてやろう)
(自然というものは、つまらなくはない)
(月の光は音もなし)
(他愛もない僕の歌が)
嬰 児
(宵に寝て、秋の夜中に目が覚めて)
酒場にて(初稿)
酒場にて(定稿)
こぞの雪今いずこ
<草稿詩篇(1931年~1932年)>
三毛猫の主の歌える
疲れやつれた美しい顔
死別の翌日
Tableau Triste
青木三造
材 木
脱毛の秋 Etudes
幻 想(何時かまた郵便屋は)
秋になる朝
お会式の夜
蒼ざめし我の心に
(辛いこった辛いこった!)
修羅街挽歌 其の二
<ノート翻訳詩(1933年)>
(僕の夢は破れて、其処に血を流した)
(土を見るがいい)
(卓子に、俯いてする夢想にも…)
小 景
蛙 声
(蛙等は月を見ない)
(蛙等が、どんなに鳴こうと)
Qu'est-ce que c'est?
孟夏谿行
<草稿詩篇(1933年~1936年)>
(ああわれは おぼれたるかな)
小 唄
早春散歩★
(形式整美のかの夢や)
(風が吹く、冷たい風は)
(とにもかくにも春である)
(宵の銀座は花束捧げ)
虫の声
怨 恨
怠 惰
蝉
夏
夏過けて、友よ、秋とはなりました
燃える血
夏の記臆
童 謡
京浜街道にて
いちじくの葉
(小川が青く光っているのは)
朝(かがやかしい朝よ、)
朝(雀が鳴いている)
玩具の賦
昏 睡
夜明け
朝(雀の声が鳴きました)
狂気の手紙
咏嘆調
秋岸清凉居士
月下の告白
別 離
悲しい歌
(海は、お天気の日には)
(お天気の日の海の沖では)
野卑時代
星とピエロ
誘蛾燈詠歌
(なんにも書かなかったら)
(一本の藁は畦の枯草の間に挟って)
坊 や
僕が知る
(おまえが花のように)
初恋集
月夜とポプラ
僕と吹雪
不気味な悲鳴
十二月(しわす)の幻想
大島行葵丸にて
春の消息
吾子よ吾子
桑名の駅
龍 巻
山上のひととき
四行詩
(秋が来た)
雲った秋
夜半の嵐
雲
砂 漠
一夜分の歴史
小唄二編
断 片
暗い公園
夏の夜の博覧会はかなしからずや
<療養日誌・千葉寺雑記(1937年)>
(丘の上サあがって、丘の上サあがって)
道修山夜曲
(短歌五首)
泣くな心
雨が降るぞえ
<草稿詩篇(1937年)>
春と恋人
少女と雨
夏と悲運
(嘗てはランプを、とぼしていたものなんです)
秋の夜に、湯に浸り/四行詩
凡例
作品は、「新編中原中也全集」(角川書店)、「中原中也全詩歌集(上・下)」(講談社文芸文庫)を底本とし、歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに改めました。底本のルビから( )を省き、一部、新たなルビを加えたところもあります。また、原作が作られた時代の人権意識は現代と異なるところがあり、不適切な言葉が使用されている場合であっても、作品の価値を重んじて、原作のまま掲載しました。