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ー室生犀星ー
若き日のあやまちを
きみもまたなしたまいしか
過(あやま)ちは遂(つい)にあやまちにはあらず
母びとよ
われ生きてもの書くすべを覚えければ
いましが過ちをたずね参らすべし
いましが悲しみをつづり参らすべし
(「いにしえ」より)
<ぜひ読んでおきたい! 心に残る短い詩>