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草野天平

草野 天平 (くさの てんぺい、1910-1952 昭和時代の詩人)。は、草野心平の弟。32歳ごろから詩作にはいる。高村光太郎に傾倒し、詩集「ひとつの道」など,ストイックで求道的な作品を発表。東京出身。平安中学中退。(コトバンクより抜粋)

梅 雨
一 人
子供に言う

妻の死
武蔵野を歩いて
三番叟の舞
宇宙の中の一つの点
独り坐って
夕 暮
雪の朝
真 昼
午 前
簡 素
夕日のあたる丘
春の海の雨
秋の夕方
レオナルドの最後の晩餐
全世界を客観する姿勢
初夏の日なか

 

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