大手拓次 (おおて たくじ、1887年- 1934年)群馬県碓氷郡西上磯部村生まれ。1912(明治45)年、北原白秋主宰「朱欒(ザンボア)」12月号に『藍色の蟇』『慰安』を吉川惣一郎の名で発表。萩原朔太郎などに影響を与える。生活のためサラリーマン生活を送るが、その間もひたすら詩作に没頭した。1934(昭和9)年4月18日、結核にて死去。(青空文庫より抜粋)
まるい鳥
林檎料理
洋装した十六の娘
薔薇のもののけ
四月の日
卵の月
つんぼの犬
老 人
死の行列
足をみがく男
森のうえの坊さん
六月の雨