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初夏の日なか

ー草野天平ー

一すじの糸のように

海の見える

草やまの小径のところに

いちりんの薊は咲いていて

浅くしれぬように

風はかよっていた

 

<ぜひ読んでおきたい! 心に残る短い詩>

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