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海達公子

海達公子(かいたつ きみこ、1916年8月23日 - 1933年3月26日)は、日本の詩人。長野県下伊那郡飯田町(現、飯田市)に生まれ、父親の仕事の関係で熊本県玉名郡荒尾町(現、荒尾市)で育つ。1923年(大正12年)、荒尾北尋常小学校(現、荒尾市立万田小学校)に入学。1924年(大正13年)、海達が小学2年生のとき、文芸雑誌「赤い鳥」に詩を投稿。詩人北原白秋に称賛される。それ以後、詩人として全国に知られるようになる。1929年(昭和4年)、同校を卒業。1933年(昭和8年)、高瀬高等女学校(現、玉名高等学校)卒業式の日に腹膜炎で倒れ、同月26日に17歳で死去。(ウィキペディアより抜粋)

月 夜
学 校
牡 丹
あおいの花
くちなしの水車
日ぐれ
 

◆海達公子童謡集「お日さん」(大正十四年九月九日発行 詩火線社)より

お日さん
君が代
さくら
つばき
ば ら
ひばり
れんげ
ばらの花
松ぜみ
しょうぶ
あやめ
つばめ
くものす
つ ゆ

ば ら
百しょうの人
ざくろの花
水のわ
かえる

あおいの花

お日さん
朝の風

かがみ
わ ら
麦 畠
夕 日

◆海達公子童謡集「金の雲と雀」(大正十四年九月〜昭和二年二月作 海達貴文選)より 



池の蓮
ゆ め
ぎょうずい


天長節

雨の上った山
りんご
ふだん草
夕 日


日ぐれ

学 校
目 高(めだか)

草の芽
すみれ
桃の花びら
ねどこ
霞(かすみ)
櫻(さくら)
おひな様
櫻(さくら)
牡 丹
あかり
ばらの花
夏 菊

田 植
日ぐれ


白い朝顔

魚つり

螢 草
鶴(つる)
露(つゆ)
からすうり
ゆうしょうき

夕 日


野 菊

天皇陛下

月 夜
遥拝式(ようはいしき)
南天の実
ばらのつぼみ
大正天皇
霜 夜

(作品は「海達公子 童謡集」(トライ出版)を底本とし、新漢字・現代かな遣いに改めました。)

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