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伊東静雄

伊東 静雄(いとう しずお、1906年(明治39年)12月10日 - 1953年(昭和28年)3月12日)は日本の詩人。長崎県諫早市出身。1929年京都大学国文科卒業。中学教師となり,33年『コギト』,35年『日本浪曼派』に参加。『帰郷者』 (1934) ,『曠野の歌』 (35) を含む第1詩集『わがひとに与ふる哀歌』 (35) でヘルダーリーン風の,青春の悲壮感に満ちた詩風を注目された。(コトバンクより抜粋)

夏の終り
夜の停留所で
七月二日・初蟬
八月の石にすがりて
自然に、充分自然に
夏の嘆き
雷とひよっ子
燈台の光を見つつ
田舎道にて
訪問者
若 死 N君に
詠 唱
水中花 
わがひとに与うる哀歌 

 

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