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桜間中庸

桜間 中庸(さくらま ちゅうよう、1911年- 1934)。岡山県和気郡三石町(現備前市)に生まれ、早稲田大学在学中に夭折した学生詩人、児童文学者。友人富田衛らと共に早稲田大学童謡研究会の会誌「早稲田童謡」の創刊にたずさわった。富田衛らは「早稲田童謡」7号を「桜間中庸追悼号」とし、さらにボン書店から本作品の底本である遺稿集「日光浴室」を刊行した。(青空文庫より)

コスモスとお母さま
レインコートを着たてんと虫

青い窓
(女は ライラックのにおいを好むと)
日光浴室
港にはいる汽船
月 夜
蚊遣火(かやりび)
すかんぽ原
散髮屋の夜

 

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