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白いお手

ー水谷まさるー

ひとりぼっちでいる時に

ぼくはいつでも思いだす

 

それはきれいなねえさんの

ほんとにやさしい白いお手

 

「おりこうさんね」といいながら

ぼくの頭をなでたお手

 

いつのことやら忘れたが

どこのだれやら忘れたが

 

ぼくはいつでも思いだす
そしてなぜだか涙ぐむ。

<ぜひ読んでおきたい! 心に残る短い詩>

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