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ー桜間中庸ー
日光浴室(さんるうむ)
蔦がここまでのびました
らるらる光がもつれます
鳩が影してとびました
ガラスの外のあおい空
母さん毛糸をほぐします
冬が近くにきてませう
ぼくはベツドで手をのばす
おひるのドンがなりました
いちにち白いお部屋です
<ぜひ読んでおきたい! 心に残る短い詩>