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母をおもう

八木重吉

けしきが
あかるくなってきた
母をつれて
てくてくあるきたくなった
母はきっと
重吉よ重吉よといくどでもはなしかけるだろう

(八木重吉「貧しき信徒」青空文庫より。)

<ぜひ読んでおきたい! 心に残る短い詩>

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