中原中也のオノマトペ7・草稿詩篇(1925年―1928年)~ノート少年時
「未発表詩篇」に出てくるオノマトペを
ひろい続けます。
◇
<草稿詩篇(1925年―1928年)>
「退屈の中の肉親的恐怖」
ホロッホロッ
「或る心の一季節――散文詩」
チョコン
「秋の愁嘆」
かしゃかしゃ
かすかす
「少年時」
にこにこ
いらいら
「夜寒の都会」
ずたずた
「無 題」
つるつる
「屠殺所」
モー
「夏の夜」
うっすり
「間奏曲」
ぽたっ
◇
20篇のうち9篇に
オノマトペがありました。
ダダ詩が混ざっている詩篇群にしては
多くなりつつありますか。
次の「ノート少年時」16篇も見ておきましょう。
<ノート少年時>
「寒い夜の自我像」
いらいら
「冷酷の歌」
ろくろく
「湖上」
ポッカリ
ひたひた
◇
ここでもまだオノマトペは
非常に少ないことがわかりました。
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