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中原中也のオノマトペ8「早大ノート(1930年―1937年)

「未発表詩篇」に出てくるオノマトペを
見ていきます。
「早大ノート」には42篇の詩が収められています。

<早大ノート(1930年―1937年)>

「干 物」
しろじろ
ちろちろ
うとうと

「いちじくの葉」
ごちゃごちゃ

「カフェーにて」
ちびちび
しょんぼり
ひえびえ

(休みなされ)
グサグサ
せかせか

「砂漠の渇き」
グルグル

(風のたよりに、沖のこと 聞けば)
しらじら

(ポロリ、ポロリと死んでゆく)
ポロリ、ポロリ

「コキューの憶い出」
あかあか

(七銭でバットを買って)
ガタガタ

(僕達の記臆力は鈍いから)
ニコニコ

(他愛もない僕の歌が)
カチカチ

「嬰 児」
ノオノオ

(宵に寝て、秋の夜中に目が覚めて)
ツト

「干 物」のオノマトペ「しろじろ」「ちろちろ」「うとうと」は
オノマトペではない「われわれ」「ひとびと」と共鳴し
韻律を作っています。

「いちじくの葉」のオノマトペ「ごちゃごちゃ」も
「黒々」の意味をもつ「くろぐろ」と呼応して
音韻を整え語呂をよくする役割を果たしています。

「カフェーにて」の「しょんぼり」はオノマトペか?
迷いましたが擬態語として入れました。
「ちびちび」「ひえびえ」と響きあっているようでもあります。

(風のたよりに、沖のこと 聞けば)の「そろそろ」は
オノマトペとして使う場合と
たんなる副詞として使う場合があり
ここではオノマトペではないと判断しました。

「夜空と酒場」の「だんだん」も
オノマトペではないでしょう。

42篇のうち13篇にオノマトペがありましたが
3割強が多いのか少ないのか
なんとも言えません。

 

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