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鳥が飛ぶ虫が鳴く・中原中也の詩10「療養日誌・千葉寺雑記(1937年)」ほか

未発表詩篇の残り「療養日誌・千葉寺雑記(1937年)」と
「草稿詩篇(1937年)」に出てくる鳥獣虫魚(動物)を見ましょう。
あと11篇です。
 
 
<療養日誌・千葉寺雑記(1937年)>
 
「雨が降るぞえ」
隣りの、牛も、もう寝たか、
ちっとも、藁(わら)のさ、音もせぬ。
 
牛も、寝たよな、病院の、宵、
たんたら、らららら、雨が、降る。
 
<草稿詩篇(1937年)>
 
「春と恋人」
蜆(しじみ)や鰯(いわし)を商(あきな)う路次の
びしょ濡れの土が歌っている時、
 
「夏と悲運」
大人となった今日でさえ、そうした悲運はやみはせぬ。
夏の暑い日に、俺は庭先の樹の葉を見、蝉を聞く。
 
 
動物だけを列記しますと、
 
蜆(しじみ)
鰯(いわし)
――となります。
 
 
草稿として残された「晩年の」1937年の詩篇に
「蝉」が現われるのも暗示的ですね。
 
蛙が声の限りを尽くして鳴くのに似て
蝉が鳴いているほかになんにもない! と「蝉」の中で歌われた蝉が
ここにも登場するのです。
 
 

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