ツイッター

  • 中原中也(bot)
    (詩の全文が読めるリンク付)
  • 「中原中也」に関するツイート

末黒野

中原中也全詩集

  • おすすめ本

広告

中原中也詩集

  • おすすめ本

« 中原中也のオノマトペ1「山羊の歌」前半部から | トップページ | 中原中也のオノマトペ3「在りし日の歌」から »

中原中也のオノマトペ2「山羊の歌」後半部から

「山羊の歌」に出てくるオノマトペを
後半部「少年時」「みちこ」「秋」「羊の歌」と章順に見ていきます。

「少年時」
私は希望を唇に噛みつぶして
私はギロギロする目で諦(あきら)めていた……
噫(ああ)、生きていた、私は生きていた!

「盲目の秋」
それはしずかで、きらびやかで、なみなみと湛(たた)え、
  去りゆく女が最後にくれる笑(えま)いのように、

いきなり私の上にうつ俯(ぶ)して、
それで私を殺してしまってもいい。
すれば私は心地よく、うねうねの暝土(よみじ)の径(みち)を昇りゆく。

「わが喫煙」
おまえのその、白い二本の脛(すね)が、
  夕暮(ゆうぐれ)、港の町の寒い夕暮、
にょきにょきと、ペエヴの上を歩むのだ。

わんわんいう喧騒(どよもし)、むっとするスチーム、
  さても此処(ここ)は別世界。

「雪の宵」
ふかふか煙突(えんとつ)煙吐(けむは)いて、
赤い火の粉(こ)も刎(は)ね上る。

「憔 悴」
そして理窟(りくつ)はいつでもはっきりしているのに
気持の底ではゴミゴミゴミゴミ懐疑(かいぎ)の小屑(おくず)が一杯です。

ギロギロする目
――が飛び抜けて強いインパクトを放っています。

うねうねの暝土(よみじ)の径(みち)
わんわんいう喧騒(どよもし)
ゴミゴミゴミゴミ懐疑(かいぎ)の小屑(おくず)
――も味わいがありますね。

にょきにょきと、
――が、恋人・泰子の足の形容に使われているのも面白い。

使う数はそれほど多くはないことが確認できました。

 

« 中原中也のオノマトペ1「山羊の歌」前半部から | トップページ | 中原中也のオノマトペ3「在りし日の歌」から »

スポンサードリンク

「山羊の歌」〜羊の歌

未発表詩篇〜ダダ手帖(1923年〜1924年)

おすすめ本

中原中也の手紙から

中原中也の手紙

ランボー詩集

  • おすすめ本

中原中也が訳したランボー(はじめに)

ランボー詩集〜附録

ランボー詩集〜後記

ランボー〜ノート翻訳詩

ランボー〜翻訳草稿詩篇

ランボー