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詩集「山羊の歌」(インデックス)

 
(書き出し2行ほどの一覧です)<詩集「山羊の歌」について>
 
<初期詩篇>
 

山羊の歌 (愛蔵版詩集シリーズ)

トタンがセンベイ食べて 春の日の夕暮は穏かです 〜春の日の夕暮
 
今宵月はいよよ愁しく、養父の疑惑に瞳を睜る。〜月
 
幾時代かがありまして 茶色い戦争ありました 〜サーカス
 
燻銀なる窓枠の中になごやかに 一枝の花、桃色の花。〜春の夜
 
天井に 朱きいろいで 戸の隙を 洩れ入る光、〜朝の歌
 
秋空は鈍色にして 黒馬の瞳のひかり 〜臨 終
 
月は空にメダルのように、街角に建物はオルガンのように、〜都会の夏の夜
 
こんな朝、遅く目覚める人達は 戸にあたる風と轍との音によって、〜秋の一日
 
渋った仄暗い池の面で、寄り合った蓮の葉が揺れる。〜黄 昏
 
これは泡立つカルシウムの 乾きゆく 〜深夜の思い
 
冬の黒い夜をこめて どしゃぶりの雨が降っていた。〜冬の雨の夜
 
柱も庭も乾いている 今日は好い天気だ 〜帰 郷
 
捲き起る、風も物憂き頃ながら、草は靡きぬ、我はみぬ、〜凄じき黄昏
 
並木の梢が深く息を吸って、空は高く高く、それを見ていた。〜逝く夏の歌
 
河瀬の音が山に来る、春の光は、石のようだ。〜悲しき朝
 
青い空は動かない、雲片一つあるでない。〜夏の日の歌
 
丘々は、胸に手を当て 退けり。〜夕 照
 
石崖に、朝陽が射して 秋空は美しいかぎり。〜港市の秋
 
ためいきは夜の沼にゆき、瘴気の中で瞬きをするであろう。〜ためいき
 
摘み溜めしれんげの華を 夕餉に帰る時刻となれば 〜春の思い出
 
これはまあ、おにぎわしい、みんなてんでなことをいう 〜秋の夜空
 
朝、鈍い日が照ってて 風がある。〜宿 酔
 
<少年時>
 
黝い石に夏の日が照りつけ、庭の地面が、朱色に睡っていた。〜少年時
 
風が立ち、浪が騒ぎ、無限の前に腕を振る。〜盲目の秋
 
おまえのその、白い二本の脛が、夕暮、港の町の寒い夕暮、〜わが喫煙
 
夜、うつくしい魂は涕いて、――かの女こそ正当なのに―― 〜妹 よ
 
きらびやかでもないけれど この一本の手綱をはなさず 〜寒い夜の自我像
 
神社の鳥居が光をうけて 楡の葉が小さく揺すれる 〜木 蔭
 
暗き空へと消え行きぬ わが若き日を燃えし希望は。〜失せし希望
 
血を吐くような 倦うさ、たゆけさ 今日の日も畑に陽は照り、麦に陽は照り 〜夏
 
松の木に風が吹き、踏む砂利の音は寂しかった。〜心 象
 
<みちこ>
 
そなたの胸は海のよう おおらかにこそうちあぐる。〜みちこ
 
汚れっちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる 〜汚れっちまった悲しみに……
 
こい人よ、おまえがやさしくしてくれるのに、私は強情だ。ゆうべもおまえと別れてのち、〜無 題
 
毎晩々々、夜が更けると、近所の湯屋の 水汲む音がきこえます。〜更くる夜
 
わが生は、下手な植木師らに あまりに夙く、手を入れられた悲しさよ! 〜つみびとの歌
 
<秋>
 
昨日まで燃えていた野が 今日茫然として、曇った空の下につづく。〜秋
 
忌わしい憶い出よ、去れ! そしてむかしの 〜修羅街輓歌
 
ホテルの屋根に降る雪は 過ぎしその手か、囁きか 〜雪の宵
 
私の上に降る雪は 真綿のようでありました 〜生い立ちの歌
 
時こそ今は花は香炉に打薫じ、そこはかとないけはいです。〜時こそ今は……
 
<羊の歌>
 
死の時には私が仰向かんことを! この小さな顎が、小さい上にも小さくならんことを! 〜羊の歌
 
私はも早、善い意志をもっては目覚めなかった 起きれば愁わしい 平常のおもい 〜憔 悴
 
僕はもうバッハにもモツアルトにも倦果てた。あの幸福な、お調子者のジャズにもすっかり倦果てた。〜いのちの声
 
 

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