中原中也の代表作<18選>
<中原中也の詩の中でも特に人気があり、代表作とも呼べるものを集めてみました>
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幾時代かがありまして 茶色い戦争ありました 〜サーカス
それに陽は、さらさらと さらさらと射しているのでありました。〜一つのメルヘン
汚れっちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる 〜汚れっちまった悲しみに……
土手づたい きえてゆくかな うつくしき さまざまの夢。〜朝の歌
空は晴れてても、建物には蔭があるよ、〜早春散歩
月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちていた。〜月夜の浜辺
ポッカリ月が出ましたら、舟を浮べて出掛けましょう。〜湖 上
愛するものが死んだ時には、自殺しなきゃあなりません。〜春日狂想
私の上に降る雪は 真綿のようでありました 〜生い立ちの歌
あれはとおいい処にあるのだけれど おれは此処で待っていなくてはならない 〜言葉なき歌
私はもう歌なぞ歌わない 誰が歌なぞ歌うものか 〜詩人は辛い
思えば遠く来たもんだ 十二の冬のあの夕べ 〜頑是ない歌
海にいるのは、あれは人魚ではないのです。〜北の海
青い空は動かない、雲片一つあるでない。〜夏の日の歌
ではああ、濃いシロップでも飲もう 冷たくして、太いストローで飲もう 〜秋日狂乱
ホラホラ、これが僕の骨だ 〜骨
ああ おまえはなにをして来たのだと…… 吹き来る風が私に云う 〜帰 郷
春が来たって何になろ あの子が返って来るじゃない 〜また来ん春……
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