春の日
47 麦の香の嬉しくなりて麦笛を作りて吹けり一人ゆく路
48 人気なき古き貸屋に春の陽の細くさし入り昼静かにも
49 友ところぶれんげ田に風そよ吹きて汽車の汽笛の遠く鳴るなる
50 朝までは雨の降りしに家々のいらか乾きて風強き街
51 心にもあらざることを人にいい偽りて笑う友を哀れむ日
<お手軽テーマ別アーカイブ>
中原中也の恋愛詩<31選>
中原中也の水の詩<28選>
中原中也の春の詩<21選>
中原中也の夏の詩<22選>
中原中也の秋の詩<24選>
中原中也の冬の詩<18選>
中原中也のダダの詩<20選>
中原中也の面白かわいいフレーズ<100選>
中原中也の月<24選>
中原中也のオノマトペ<31選>
<書き出しインデックス>
※書き出し2行ほどが一覧できます。
詩集「山羊の歌」
詩集「在りし日の歌」
生前発表詩篇〜詩篇
未発表詩篇〜ダダ手帖(1923年〜1924年)
未発表詩篇〜ノート1924(1924年〜1928年)
未発表詩篇〜草稿詩篇(1925年~1928年)
未発表詩篇〜ノート小年時(1928年~1930年)
未発表詩篇〜早大ノート(1930年〜1937年)
未発表詩篇〜草稿詩篇(1931年~1932年)
未発表詩篇〜ノート翻訳詩(1933年)
未発表詩篇〜草稿詩篇(1933年~1936年)
未発表詩篇〜療養日誌・千葉寺雑記(1937年)
未発表詩篇〜草稿詩篇(1937年)
その他の詩篇
<「山羊の歌」再読>
「生活者」から「初期詩篇」へ
きらきら「初期詩篇」の世界
ギロギロする目が見た「小年時」
はるかなる空「みちこ」
死んだ僕を僕が見ている「秋」
冬の時代へ「羊の歌」
<面白い!中也の日本語>
インデックスヘ