(日記より)
いろいろととやこう云われ、夜はくだち、
夜の明け方に明星をみた
明星はかなしくかすみ暁風に
雲の彼方で吹かれ吹かれていた
その光うすれ風吹く夜明け方
天の御国に雲ははたたく
(一九三四)
みの虫がかぜに吹かれておれりけり
かくして秋は深まりけり
(一九三六・一〇・一一)
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