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室生犀星

室生 犀星(むろう さいせい、本名: 室生 照道(てるみち)、1889年(明治22年)8月1日 - 1962年(昭和37年)3月26日)は、石川県金沢市生まれの詩人・小説家。別号に「魚眠洞」。(ウィキペディアより抜粋)

昨日いらっしって下さい
象とパラソル
小景異情(その二)
なめくじのうた
紋白蝶(もんしろちょう)のうた
金魚のうた
鯛(たい)のうた

ゆうがた
学 校
上野ステエション
寂しき春 
氷菓子(アイスクリイム) 

景 色
受話器のそばで
考える虫
幕の外
山の温泉
寂しき椅子
みな去る
龍安寺石庭(りょうあんじせきてい)
過 失
赤ん坊
あやめ
誰かをさがすために
冬の婦人
急行列車
税 関

手 紙
或るひとの時間
山も河も
ひとりづつがべつにつくられ

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ぜひ読んでおきたい! 心に残る短い詩(名詩選)

<何度でも読みたい、比較的短くて心に響く詩を集めてみました。>

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◆小川未明

赤い鳥
おもちゃ店
海と太陽
闇(やみ)
私は姉さんを思い出す

あんずの花

◆高祖保


つばくろ
海 へ
やってくる男

◆宮本百合子

カーテン

◆内村鑑三

寒中の木の芽

荒井星花

鳳仙花
栗の花
秋の野の風景

草野天平

梅 雨
一 人
子供に言う

妻の死
武蔵野を歩いて
三番叟の舞
宇宙の中の一つの点
独り坐って
夕 暮
雪の朝
真 昼
午 前
簡 素
夕日のあたる丘
春の海の雨
秋の夕方
レオナルドの最後の晩餐
全世界を客観する姿勢
初夏の日なか

◆土田耕平

犬の子
バッタ
芝の芽
八ノ字山

◆石川啄木

夏の街の恐怖
ココアのひと匙(さじ)
新らしき都の基礎

大手拓次

まるい鳥
林檎料理
洋装した十六の娘
薔薇のもののけ
四月の日
卵の月
つんぼの犬
老 人
死の行列
足をみがく男
森のうえの坊さん
六月の雨

林芙美子

灰の中の小人
赤いスリッパ
お釈迦様
赤いマリ

与謝野晶子

明 日
セーヌ川
砂の塔

千家元麿

幸 福

彼 は
靴を買いに
納豆売

島崎藤村

初 恋
椰子の実

北原白秋

からたちの花
海雀(うみすずめ)
青いソフトに

立原道造

夢みたものは……
夏 へ
浅き春に寄せて
石柱の歌
はじめてのものに
忘れていた
夏の弔い
長いまつげのかげ
灼ける熱情となって
脳髄のモーターのなかに
高い籬(まがき)に沿って
コップに一ぱいの海がある
昨 日
雨の言葉
この闇(やみ)のなかで
黄昏に FRAU R. KITA GEWIDMET

それは雨の
ある人は
失なわれた夜に
しあわせな一日は
やがて秋……

小熊秀雄

白い蛇
約束しないのに
隅田河
踊る人形
子供たちに
東京駅

◆室生犀星

昨日いらっしって下さい
象とパラソル
小景異情(その二)
なめくじのうた
紋白蝶(もんしろちょう)のうた
金魚のうた
鯛(たい)のうた

ゆうがた
学 校
上野ステエション
寂しき春
氷菓子(アイスクリイム)

景 色
受話器のそばで
考える虫 
幕の外
山の温泉 
寂しき椅子
みな去る
龍安寺石庭(りょうあんじせきてい)
過 失
赤ん坊
あやめ
誰かをさがすために
冬の婦人
急行列車
税 関

手 紙
或るひとの時間
山も河も
ひとりづつがべつにつくられ  

◆大野百合子

静かさの中で

初夏の夕
ある時

水谷まさる

ジャム地獄
白いお手
おとぎばなし

お菓子

◆新美南吉

深呼吸

ひなた
りんごの車
一れつ
カンテラ
苔人形
ひかる
明 日
月から

◆野口雨情

青い眼の人形
赤い桜ンぼ

◆尾形亀之助


ハンカチから卵を出します

昼の部屋
雨 雨
昼のコックさん
黄色の夢の話

◆佐藤春夫

海の若者

◆安西冬衛

◆高見順

われは草なり
ラムネの玉
小 石

◆竹内浩三

金がきたら
骨のうたう(原型)
空をかける
夜汽車の中で
南からの種子
十二ヶ月
冬に死す
あきらめろと云うが

おもちゃの汽車
トスカニニのエロイカ

◆淵上毛錢

ぶらんこ

再 生

◆河井酔茗

ゆずり葉

◆萩原朔太郎

青 猫
旅 上


殺人事件
遺 伝

ばくてりやの世界
岩清水
恐ろしく憂鬱なる

秋日行語〔菊もうららに〕
すえたる菊

木下夕爾

ひばりのす

アルチュール・ランボー

永 遠(中原中也訳)

ポール・ヴェルレーヌ

落 葉(らくよう)

ジェラール・ド・ネルヴァル

アルテミス(中原中也訳)
レ・シダリーズ(中原中也訳)
セレナード(中原中也訳)
黒 点(中原中也訳)

ロバート・ブラウニング

春の朝(あした)

カール・ブッセ

山のあなた

中原中也

渓 流
梅雨と弟
屠殺所
間奏曲
宿 酔
港市の秋
雪が降っている……
月夜とポプラ
米 子
少女と雨
夜 店
ゴムマリの歌
薔 薇

湖 上

月の光 その一
月の光 その二
春と赤ン坊
冬の日の記憶
残 暑
妹 よ
独身者
六月の雨

山之口貘

ミミコの独立
桃の花
ぼすとんばっぐ
ミミコ

求婚の広告
立札
弾を浴びた島

ねずみ
座蒲団

山村暮鳥

わたしはたねをにぎっていた
風 景
時 雨
手ぶくろ
田園にて


冬の木木
雨の歌
雪虫の唄
昔語り

高村光太郎

レモン哀歌
あなたはだんだんきれいになる
道 程
ぼろぼろな駝鳥(だちょう)

金子みすゞ

こだまでしょうか
おかし
わたしと小鳥とすずと
もくせい
大 漁
明るい方へ
葉っぱの赤ちゃん
りこうな桜んぼ
石ころ
まつりの頃
世界中の王様
お 魚
私の丘
転校生
星とたんぽぽ
水と風と子供
ばあやのお話

◆三好達治

灰が降る
鳴け 田螺(たにし)
乳母車
喪服の蝶
蟷螂(かまきり)
パイプ
黒蟻(くろあり)
砂の砦
鴎(かもめ)

湖 水
Enfance finie
昨日はどこにもありません
祖 母

チューリップ
信 号
かよわい花
大阿蘇
七月は鉄砲百合

◆竹久夢二


くれがた
ころころ団子

大関松三郎


みみず

◆宮沢賢治

雨ニモマケズ
眼にて云う
〔風がおもてで呼んでいる〕
永訣の朝
松の針
無声慟哭
星めぐりの歌
屈折率

◆八木重吉

心 よ

白き響
人を 殺さば
稲 妻
草の 実
止まった ウォッチ
草に すわる
怒(いか)れる 相(すがた)
哭くな 児よ


風が鳴る
こどもが病(や)む
果 物

奇蹟(きせき)

西瓜(すいか)を喰おう

花がふってくると思う
母をおもう
素朴な事
響(ひびき)
秋の かなしみ

◆村山槐多

死の遊び
走る走る走る
一本のガランス

◆梶井基次郎

秘やかな楽しみ

◆村山籌子

ワタシハ ジャガイモ
木 馬
みみず先生の歌
ポックリ キノクツ
あめやさん
コイヌ

◆海達公子

月 夜
学 校
牡 丹
あおいの花
くちなしの水車
日ぐれ

◆今野大力

幼な子チビコ
一疋の昆虫
こころ

◆伊東静雄

夏の終り
夜の停留所で
七月二日・初蟬
八月の石にすがりて
自然に、充分自然に
夏の嘆き
雷とひよっ子
燈台の光を見つつ
田舎道にて
訪問者
若 死 N君に
詠 唱
水中花
わがひとに与うる哀歌

◆桜間中庸

コスモスとお母さま
レインコートを着たてんと虫

青い窓
(女は ライラックのにおいを好むと)
日光浴室
港にはいる汽船
月 夜
蚊遣火(かやりび)
すかんぽ原
散髮屋の夜

◆萩原恭次郎

装甲弾機
群集の中に
鮭と人間の価五十銭也
レールの下の生活
卑怯者
日比谷のベンチで
壁の中につっ立っている男
朝・昼・夜・ロボット
日比谷
コーヒー一杯で午前は終わった
幽 霊

◆峠三吉

序(原爆詩集)
仮繃帯所にて

原民喜

コレガ人間ナノデス
水ヲ下サイ
永遠のみどり

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